LIXIL SW(SUPER WALL)
スーパーウォール工法
地震・台風・竜巻など自然災害から家族を守る。
南海トラフ地震や首都直下型地震など、巨大地震の発生が予測される中、自然災害は地震ばかりではなく、近年は大型台風や竜巻も頻発しています。ご家族や大切な財産を守るためには、住まいづくりにおける災害への備えをさまざまな角度から行うことが求められているのです。
効率よく耐震性を高める壁倍率5倍のパネルを実現。
住宅の耐震性能を高めるためには、耐力壁をバランスよく配置することが重要です。高性能スーパーウォールパネルは、構造用合版OSBと断熱材を一体化し、建築基準法で木造最高レベルとなる「壁倍率5倍」(国土交通大臣認定を取得)を実現。壁倍率2.5倍の基本パネルと組み合わせることで、効率よく耐力壁を配置することが可能になります。また、一般在来の家の壁(筋かいによる5倍相当仕様)と比べても壊れにくく、変形量も筋かいの半分であることが耐力試験で確認されています。
耐震等級3相当の設計で大規模な地震に備える。
住宅の耐震性能は、国土交通省が2000年に定めた住宅性能表示制度の中で、耐震等級として示されており、建築基準法では、極めてまれに(数百年に一度程度)発生する地震でも倒壊しない程度の耐震性を等級1としています。しかし、専門家の間では等級1では不十分であるという意見もあります。スーパーウォールの家では、大規模な地震に備えとして、最高等級となる耐震等級3相当を推奨。消防署や警察署など、防災の拠点となる建物の基準に相当し、より安全性の高い住まいが実現できます。
スーパーウォールの家にはさまざまな災害における信頼の実績があります。
地震大国である日本において、数々の大規模地震が発生する中で、スーパーウォールの家は、そのすぐれた耐震性能から、これまで地震による全壊被害の発生報告はありません。また、6面体で強い外力もしっかり受け止めるモノコック構造や高い気密性能を持つことから、巨大竜巻や台風・豪雨など、風や雨の自然災害にもその強さを発揮。記憶に新しい、東日本大震災の甚大な津波災害においても、奇跡的に倒壊を免れた例があるなど、さまざまな災害に対する信頼の実績を持っています。
甚大な被害をもたらした大地震に負けない全壊0棟の実績。
ここ20年の間に、甚大な被害をもたらした地震災害は、10回以上を数えます。スーパーウォールの家は、これらの大規模地震にも負けることなく、お住まいいただいているご家族の暮らしの安心を守り続けています。スーパーウォール工法が誕生してから現在(2015年12月)まで、スーパーウォール住宅の地震による全壊の被害報告はありません。
最髙水準の性能を持つ断熱材が壁の内部結露を抑えます。
スーパーウォールの家で使用している断熱材は、高性能な硬質ウレタンフォームです。その特長は湿気を通しにくく、グラスウール比およそ2倍※1の断熱性能。壁の内部結露を抑えることができるため、住まいの耐久性向上に効果を発揮します。また、瑕疵保証では保証されない断熱材内部の結露による劣化を35年間保証※2します。
※1 グラスウール(16K)との断熱性比較
※2 保証対象となる断熱材は、壁パネル、屋根パネル、小屋パネルに使用している硬質ウレタンフォームとなります。
80dBの騒音も50dBまで減衰※することができます。
スーパーウォールの家の室内は、外からの騒音が気になる環境においても、睡眠や勉強などの妨げにならないほど静かで快適な空間です。また、楽器の演奏など屋外への音漏れの心配についても、すぐれた遮音性能によって、周囲を気にすることなく、音のストレスから解放される室内環境を実現します。※周波数500Hzの場合